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靴をきっちり履くことが、歩行と姿勢、そして未来を守ります

ご利用者さんの歩行を見ていると、意外と見落とされがちなのが「靴の履き方」です。

「靴をきっちり履かない」という小さなことが、実は歩行の不安定さの原因になり、そこから姿勢の崩れや悪循環へとつながっていくケースが少なくありません。

靴がゆるいと、歩行が崩れ始めます

靴をきっちり履けていないと、靴の中で足が滑ります。

足が滑ると、踏ん張りが効かず、歩行は不安定になります。

不安定になると人は無意識に、

  • 歩幅を狭くする

  • 転ばないように足を外に開く


という動きを選びやすくなります。

ところが、足を外に開いて歩くほど、余計な力が入りやすくなります。

結果として歩きづらくなり、疲れやすくなり、姿勢の崩れにつながります。

歩行の崩れは、姿勢と骨盤底筋にも影響します

歩きづらさが続くと、背中が丸くなり、姿勢が崩れてきます。

さらに、股が開いた歩き方が定着しやすくなり、骨盤底筋群がゆるみやすくなることもあります。

その結果、尿失禁などの問題につながる可能性も出てきます。

そして「歩きづらい」状態が続けば、次は杖が必要になり、

活動量が減り、筋力が落ち、さらに歩きづらくなる——

悪循環の連鎖に入りやすくなります。

靴は“ただ履く”のではなく、“正しく履く”

大切なのは、靴の履き方を整えることです。

難しいことではありません。

  • かかとをしっかり合わせる

  • 足の甲(ベルト・紐)を固定する


この2つだけでも、歩行の安定感は変わります。

施設のスタッフの方、ご家族の方にもぜひ知っていただきたいことがあります。

**「靴をきっちり履く」**という小さな習慣が、後々大きな影響力を持ち、

その方が「歩き続けられる未来」を守ることにつながります。

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