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力が入ると沈む。抜けると浮く。—プールで学んだ「軽さ」の正体—

昨日、少し時間ができたのでプールへ行きました。

全身を動かすには平泳ぎが一番楽で、普段から選びがちです。ところが今回は、ある方に「背泳ぎ(というより仰向けで浮くだけでもいい)」と勧められて、試してみることにしました。

結論から言うと、プールは「力を抜く練習」にとても向いていました。

1)腰が“水平”に近づくと、体は浮く

仰向けになってぷかーっと浮いてみると、最初に気づいたのは腰の位置です。

腰が水面に対して水平に近いと、淡水でも意外と浮きます。私の中には「海水なら浮くけど、水だと沈むのでは?」という思い込みがありましたが、どうやら違いました。

逆に、腰を少し下げて体が縦に近づくと、お尻の重さがそのまま下へ働いて、沈みやすくなる。

これは当たり前の現象なのかもしれませんが、実際に体で確かめると理解が深まります。

2)腕に力が入ると、体は重くなる

次に面白かったのは、腕の使い方です。

背泳ぎのように腕を動かそうとすると、体が重くなって沈みがちになります。

「動かしているのに沈む」というのが、少し不思議でした。

ところが、足を軽く動かす程度なら、あまり力が入らない。

同じ“動作”でも、どこに力が入るかで体の感覚はまるで違う。

水の中だと、それがすごく分かりやすく出ます。

3)浮く・沈むは「海水か真水か」より「力み」

今回の一番の学びはここでした。

浮くか沈むかを決めるのは、環境よりも「自分の力み」が大きい。

力が入った瞬間、体は沈む。

力が抜けた瞬間、体は軽くなる。

水の中では、誤魔化しが効きません。

緊張や焦りがそのまま体に表れます。

もちろん、海では離岸流など危険もありますし、巻き込まれたら「力を抜こう」どころではない場面もあります。

ただ、普段の生活やリハビリの現場で言えることは、同じだと思いました。

4)体も心も、力が入ると苦しくなる

体が固まっていると、呼吸も浅くなり、動きも小さくなります。

すると疲れやすくなり、さらに力が入る。

この連鎖が、体のしんどさや“苦しさ”につながります。

だからこそ、私が大切にしたいのは、

「抜く」ことで体の余裕をつくること。

水の中で浮く感覚は、そのまま「日常の軽さ」のヒントになる。

そんなことを、昨日はプールに教えてもらいました。

今日も、体も心も、力を抜けるところから。

“軽さ”を取り戻す一日を重ねていきます。

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