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「できている事実」を見逃さない——年末最後の訪問で感じたこと

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末、最後、ご利用者さまのお宅へ訪問しました。

普段はお嬢さんがお仕事に出られているため、生活の多くをお一人で過ごされている方です(いわゆる半独居のような形)。

ご家族とお話をしていると、こんな声がありました。

  • 寝ている時間が増えたから、どこか痛いのかな

  • 歩くスピードが前より遅くなったから、痛みが出ているのかな


介護や医療の現場にいると、私たちはどうしても「悪い変化」を先回りして考えがちです。

それは決して悪いことではないのですが、時々、“心配が先に立ってしまう”こともあります。

そんな中で、私の心に残ったのは、別の「事実」でした。

毎週日曜日、お嬢さんと一緒にスーパーへ買い物に行けている。

痛みがあっても、気分が乗らない日があっても、生活には波があります。

それでも外に出て、買い物という日常を続けられている。

私はこの事実を聞いたとき、胸がじんわり温かくなりました。

私はこの仕事をしていて、

歩行の姿勢や、背中の伸び、体の使い方など、もちろん細かい改善点も見ます。

でも、それ以上に大切にしたいのは——

「生活ができている」

「外へ出られている」

「日常が回っている」

という“結果”の部分です。

私にとっては、通知簿のようなものです。

「よく頑張っておられますね」

「続けられていることが素晴らしいですね」

そんなふうに、心から伝えたくなりました。

2026年も、家の中ではいろいろなことが起こるかもしれません。

体調の波もあります。気持ちの波もあります。

それでも、外に出て、スーパーに行ける。

その「できている日常」を守りながら、少しでも“維持”と“向上”につながる支援を積み重ねていきます。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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