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課題は形を変えて現れる。だからこそ「一瞬の体重支持」を積み重ねる

昨日の訪問で、改めて強く感じたことがあります。

それは、**「課題は形を変えて現れる」**ということです。

今回のご利用者様は、脳出血後の右片麻痺のある方。

以前からの課題として、麻痺側(右足)に体重が乗りにくい状態が続いていました。

階段が上がれない理由は「筋力」だけではない

階段を上がる動作は、ただ足を上げるだけではなく、

片脚に体重を一瞬しっかり乗せる必要があります。

麻痺側に体重が乗らないと、次の段へ移るための“土台”が作れず、動作が止まります。

つまり、階段が難しい背景には「筋力不足」だけでなく、体重支持ができないという根本の課題があります。

今月から始めた「寝た状態からの立ち上がり」でも同じ課題が出た

ご家族のご要望もあり、今月(1月)から新しく取り組み始めたのが、

  • 寝た姿勢から起き上がる

  • 車椅子へ移る

  • ベッド端座位を安定させる


といった、生活動作の土台になる練習です。

動作の流れとしては、

横向き → 半身 → 四つ這い(または膝立ち) → 左足を前に出す → お尻を上げて立つ

という形で進めていますが、ここでもやはり大きなポイントは同じでした。

右足に体重が乗らないと、手の依存が強くなる

→ 手に力が入りすぎて身体が固まる

→ 結果として立ち上がりが止まる

階段でも、立ち上がりでも、場面は違っても必要な要素は同じ。

麻痺側への体重支持ができない限り、次の動作へ進みにくいという現実が、昨日ははっきり見えました。

「課題を越える」ことは、特別なことではなく“積み重ね”

世の中ではよく

「課題をクリアしないと、ずっとついて回る」

と言われますが、昨日はそれを現場で“体感”したような一日でした。

もちろん、これは良い悪いの話ではありません。

その方の身体にとって、今必要なテーマがそこにある、ということ。

だからこそ私たちは、

大きく変えようとするのではなく、まずは

「麻痺側に体重が乗る一瞬」を作る

その一瞬を、少しずつ増やす

この積み重ねを大切にしていきます。

最後に

できないことが見えると、落ち込む方もいます。

でも私は逆に、課題が見えるのは希望だと思っています。

“次に何を積み上げればいいか”が分かるからです。

焦らず、でも諦めず。

今日も「希望の一歩」を一緒に作っていきます。

#歩行改善 #片麻痺 #階段練習 #起き上がり動作 #訪問リハビリ #寝たきりゼロ

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