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「歩きたい」その思いが、体を変えていく
昨年、寝たきりの状態で、毎日天井を見て過ごされていた方と出会いました。
お話を伺う中で、ご本人がはっきりと口にされた言葉があります。
「歩きたい」
その言葉を起点に、関わらせていただくことになりました。
施術する前から、毎日欠かさず続けてきたこと
私の施術は、何か魔法のように一瞬で変えるものではありません。
ただ、その方が本当にすごかったのは、足のトレーニングを施術する前から、毎日欠かさず続けてこられたことです。
最初は、起き上がるだけでも一苦労で、手や周囲のものを使いながら四苦八苦されていました。
その姿を思い出すほど、昨日の出来事は衝撃でした。
昨日、起きたこと
昨日は、確認のつもりでこう伺いました。
「手すりを使って歩けますか?」
すると、その方は——
手すりを使わずに、スタスタと歩かれたのです。
目の前の光景に、思わず言葉を失いました。
私がしたことより、本人の「思い」と「積み重ね」
正直に言うと、私が何か特別なことをしたという感覚はほとんどありません。
変化を生んだのは、間違いなく、本人の
- 歩きたいという強い思い
- 毎日の小さな積み重ね
- 1歩1歩を諦めなかった実践
この3つだと感じています。
今年は「家に帰る」という希望へ
今年はぜひ、施設を退所されてご自宅へ戻れるように。
ご自宅での生活は簡単ではないと思います。
それでも、“自分の時間”を家で自由に過ごせることは、何にも代えがたい喜びです。
人は、どんな状態からでも、可能性がある。
そのことを、改めて教えていただきました。