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施術開始までの“2週間”は、いったん忘れるくらいがちょうどいい
- 昨日から、新しいご利用者様の施術が始まりました。
無料体験が終わって、同意書の手続きが入ると、開始まで2週間ほど空くことがあります。
この期間、正直…情報って薄れます。
だから僕は逆に、開始のタイミングでは「いったん忘れる」くらいの感覚で、もう一度“目の前の状態”から見直します。
前情報に引っ張られすぎないためです。
「優しくしてあげてください」その一言の重み
ご利用者様は93歳。円背(猫背)が強く、不安感も少しある方で、
「わからない」「難しい」が口癖になっていました。
ご家族様からは
「最初の1ヶ月くらいで慣れると思うので、優しくお願いします」
と。
この言葉は、技術以上に大事なことを思い出させてくれます。
“安全”と“安心”が土台にないと、どんな良い運動も続かない。
まずはマッサージ中心。だけど“できる”は増やす
無料体験ではリハビリ的な動きも少し可能性がありました。
ただ今回はご家族様のご希望で、まずは安全にマッサージ中心でスタート。
それでも、円背が強いと寝返り・起き上がりが大変になります。
実際、起き上がりは最初、自力では難しそうでした。
そこで、動きの“コツ”を一つだけ。
すると、なんとかご自身で起き上がれるようになりました。
できる力がある方ほど、ほんの小さな工夫で結果が変わる。
ここが面白いところであり、僕が一番大切にしている部分です。
寝返りのコツ:肩・腰・足を同時に倒す
寝返りは、手(ハンド)を上手に使うこと。
そして、肩だけ・腰だけではなく、肩・腰・足をできるだけ同時に倒す。
バラバラに動くと、円背の方は途中で詰まってしまいます。
“体を一体で動かす”感覚が入ると、負担が減って、動作が楽になります。
課題は、施術の中で見つけて、ひとつずつ解決する
これから施術を通して、その方が「できない」動作を丁寧に見つけて、
一つずつ課題を解決していきたいと思います。
最終的な目標はシンプルです。
できるだけ自分のことは自分でできる。
その時間を少しでも長くする。
今日も、目の前の“できる可能性”を大切にしていきます。