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体の中心位置は「坐骨の前」にあった

昨日、施術の現場で「体の中心位置(重心の置き場)」について、とても大事な確認ができました。

現代は、椅子やソファ中心の生活です。

その影響もあり、多くの方が座るときに 坐骨より後ろに重心が乗る 座り方になっています。

後ろ重心のメリットと落とし穴

後ろに預ける座り方は楽です。

背もたれに頼れるので、体を“休ませる”という意味ではメリットがあります。

しかし一方で、後ろに下がりすぎるほど、体は意外と緊張します。

腰・背中・首が固まりやすくなったり、呼吸が浅くなったり、立ち上がりが重くなったり。

「楽な姿勢のはずなのに、なぜか疲れる」という状態が起きやすくなります。

和の姿勢は“崩れにくいが力みやすい”

正座や、背もたれのない椅子(丸椅子など)は、背骨を立てないと保てません。

姿勢が崩れにくい反面、慣れない方ほど力み(緊張感)が入りやすいのも事実です。

安定するポイントは「坐骨の前」

そこで昨日、鉄棒の感覚を参考にして重心を確認しました。

鉄棒に座ると「自分がどこで体を支えているか」が非常に分かりやすい。

その結果、体が安定するポイントは 坐骨の前 にありました。

坐骨の前あたりに体重が“スッ”と乗るだけで、

前にも後ろにも偏らず、余計な負荷がかからない。

可もなく不可もなく、体が自然に安定する感覚が出てきます。

現場でお伝えしていること

利用者様には、難しい理屈よりもまず

  • 「坐骨の前に体重が乗る感覚」

  • 「足の付け根から少し折り曲げる(前屈)感覚」

  • 必要に応じて背中を軽くトントンして、力みを抜く


このあたりをケースバイケースでお伝えしています。

ただ根本として、“坐骨の前に乗る” という感覚だけは覚えていただきたい。

座りが変わると、立ち上がりが変わり、歩きが変わります。

そして日常が、少しずつ動き出します。

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