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「歩きたい」を止めない支援
- 昨日、1月最終日。
先月もご利用者様が入院されることなく、無事に月を終えることができました。現場にいると、こうした“無事に過ぎる日常”が決して当たり前ではないと感じます。
最近、新規でご依頼いただいた93歳の方が「週1回にするか、週2回にするか」を悩まれていました。
最終的には週1回からのスタートとなりましたが、その背景には、ご本人の身体状況だけでなく、ご家族の思いもありました。
ご家族からは、
「動けるようになって、勝手に歩いて転倒したら困る」
という言葉がありました。
この不安は、当然のものです。
高齢になればなるほど転倒のリスクは上がり、骨折や入院につながる可能性もあります。安全面を考えれば、慎重になるのは自然なことです。
一方で、私はいつも心に留めています。
ご本人が「歩きたい」「できることを増やしたい」と願っているなら、その気持ちを“外側の不安”だけで止めてしまうのは、とてももったいないということ。
施設や在宅の現場では、
「危ないからやめておきましょう」
という判断が先に立ってしまう場面が少なくありません。
もちろん安全第一です。しかし、それが続くと、本人の“自由”や“挑戦する権利”まで失われてしまうことがあります。
動けばリスクは上がります。
ただ、動かなくても転倒は起こり得ますし、何より「やりたい」という気持ちが萎んでしまうことが、長い目で見て大きな損失になることもあります。
私は、歩きたい方には、できる範囲で“安全にチャレンジできる形”を一緒に探していきたいと思っています。
もし途中でつまずくことがあっても、諦めなければ、また立ち上がる道はつくれます。
「七転び八起き、何度でも起こす」
その覚悟で、今日も“希望の一歩”を支えています。