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おはようございます。

昨日、施設に入所中のご利用者さまから、とても現実的なご質問をいただきました。

その方は小柄な女性で、体重はおそらく40kg以下。手指に変形もあり、日常のちょっとした動作が負担になりやすい状態です。

今年「施設から自宅に戻る」とご本人が宣言されていて、生活のイメージを具体的に考えておられる最中でした。

ご質問は、コンビニなどの“手動の扉”をどう開けたらいいかというもの。

自動ドアなら問題ないですが、押したり引いたりする扉は、手の変形があると力が入りづらく、不安になります。

そこで私がお伝えしたのは、大きく3つです。

1つ目は、背中で押すという方法。

どうしても手で押せない時は、振り向いて背中を当てるようにして押すと、手指に負担をかけずに開けやすくなります。

2つ目は、**「手の力で押さない」**という考え方。

扉に手は添えるけれど、押すのは手ではなく“体”。

視線を少し先(遠く)に向けて、体重移動で押し込むイメージです。手に力を入れようとすると、かえって緊張が強くなり、動きが止まってしまうことがあります。

3つ目は、足のポジショニング。

足を平行に揃えるよりも、前後にずらして立つと体重移動がしやすく、力が入りやすくなります。

言葉だけで伝わるか心配もありましたが、その場で一緒にイメージを共有できて、少し安心されている表情が見られました。

「家に帰って生活する」ことは、こうした小さな不安を一つずつ減らしていく積み重ねでもあります。

これからも、ご利用者さまの「これ、どうしたらいい?」という声に、現場の知恵で具体的に応えられるよう、精進してまいります。

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