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パーキンソン病の「首の後屈」—首より先に見るべき“座りの土台”


  1. ­パーキンソン病の方で、ときどき見られる姿勢の特徴のひとつに「首の後屈(顎が上がり、視線が上を向きやすい状態)」があります。


本日も現場で、前回同様に首の後屈が少し見られました。

そこで改めて実感したのが、首そのものよりも前に確認したいポイント、

それは “座りの土台=お尻の位置” です。

お尻が真ん中に乗ると、後屈が起きやすい

座っている時に、お尻が座面の中央あたりに乗ってしまうと、身体が後方へ倒れやすいポジションになります。

その結果、体幹が後屈方向へ寄り、首も後屈しやすくなります。

お尻を後ろへ引くと、股関節から前屈が入りやすい

そこで本日行ったのが、座り直しの工夫です。

お尻を座面の後方までグッと引く

目安としては、膝が座面の角に軽く当たるくらいまで引くこと。

この位置までお尻が入ると、骨盤が安定しやすく、

股関節から身体が折れ曲がる(前屈が入りやすい)姿勢になり、

結果として後屈が出にくくなります。

テーブルがある時の“おまけ”:前方リーチ

さらに今日、効果を感じた工夫がもうひとつあります。

テーブルがある場合は、

  1. テーブルに両手をつく

  2. そこから手を「前へ前へ」と遠くに伸ばす(届く範囲でOK)

  3. 限界まで来たら、手を元の位置へ戻す


この流れを行うと、より股関節から前屈が入りやすくなり、首の後屈が減る感覚がありました。

まとめ:首だけ見ずに、座りの土台から整える

首の後屈があると、どうしても首を直接なんとかしたくなります。

しかし現場では、お尻の位置(座りの土台)と股関節の使い方を整えることで、姿勢全体が変わり、首の後屈が軽くなる場面があります。

もちろん、安全面への配慮(転倒リスク、疲労、体調)は最優先です。

その方に合わせて、無理のない範囲で“姿勢の入口”を作っていきます。

本日の現場メモとして、同じようなお悩みの方のヒントになれば幸いです。

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