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視線を上げること、疲れないこと。歩行訓練で大切にしたい2つのこと

こんにちは。

今日は、右麻痺のあるご利用者様の歩行訓練を通して、改めて大切だと感じたことが2つありました。

まず1つ目は、歩く時の目線です。

歩行訓練をしていると、多くの方がどうしても足元を気にしてしまい、顔が下がり、視線も下に向きやすくなります。

もちろん、不安がある中で足元を見ること自体は自然なことです。

ですが、視線が下がると、背中が丸まりやすくなったり、体の重心が前に偏ったりして、歩きにくさにつながることがあります。

そのため、明日のロング歩行では、施設の廊下を歩く前に、最初にひとこと

「少し視線を上げてみましょう」

とお伝えしてから始める予定です。

大事なのは、細かく指示を出しすぎることではありません。

最初にポイントだけお伝えし、そのあとはご本人の感覚やリズムを大切にしながら歩いていただく。

その方が、かえって自然な動きにつながることが多いと感じています。

そして2つ目は、疲れないリハビリの大切さです。

今日は歩行訓練と立位訓練を行ったあと、マッサージに入る前にご本人へ

「疲れましたか?」

とお聞きしました。

すると、

「疲れなかったです」

というお返事がありました。

私は、この言葉はとても大切だと思っています。

なぜなら、疲れないということは、身体に余計な力が入りすぎていない可能性が高いからです。

特に麻痺のある方の場合、脳も身体も一生懸命頑張ろうとしすぎると、緊張が強くなったり、終わったあとにぐったり疲れてしまったりすることがあります。

もちろん、ある程度の負荷は必要です。

ですが、いつも「頑張ること」ばかりを優先してしまうと、かえって動きにくさを強めてしまうこともあります。

だからこそ私は、

無意識でも体が動きやすくなること

疲れすぎずに続けられること

を大切にしながらリハビリを行っています。

リハビリは、ただ頑張るものではなく、

その人の体が自然に動きやすくなるように整えていくことも、とても重要です。

視線が少し上がるだけで、歩き方が変わることがあります。

力みが減るだけで、体は思った以上に動きやすくなることがあります。

これからも、ご利用者様が無理なく、そして少しずつでも前に進めるように、

疲れにくく、動きやすい体づくりを大切にしていきたいと思います。

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