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不安なときこそ、空を見上げるということ

昨日は日曜日でしたが、新規の無料体験でご利用者様のお宅へ伺いました。

今回は、身体機能を細かく評価するというよりも、今のお悩みや生活のご様子をじっくり伺う時間となりました。

その方は、鶴巻温泉病院で約5か月にわたりリハビリを受けられ、その後ご自宅に戻られたそうです。

入院中は、病院の階段も1階から6階まで上がれるほど回復されており、歩く様子を見ても、本当によく頑張ってこられたことが伝わってきました。

一方で、左麻痺があり、麻痺側の肩の痛みが残っているとのことでした。

さらに、すでに職場復帰もされているのですが、毎日の通勤、とくに新宿までの満員電車が非常に大きな負担になっているそうです。

復職されたのは2月20日頃とのことで、ちょうど1か月が経った頃。

仕事を続けていく中で、身体的な疲れはもちろんですが、それ以上に「また無事に通えるだろうか」「混雑の中で大丈夫だろうか」という不安感がとても大きいご様子でした。

このようなケースでは、体の回復だけでなく、心の緊張や不安にどう向き合うかもとても大切だと感じます。

そこでお伝えしたのが、

「不安になった時は、少し立ち止まって空を見上げてみてください」

ということでした。

人は不安が強くなると、どうしても下を向きやすくなります。

視線が下がると、呼吸も浅くなり、気持ちもさらに縮こまりやすくなります。

逆に、少し上を向くだけでも、呼吸が変わり、気持ちの流れが変わることがあります。

青空を見る。

天井でもいいので、少し視線を上げる。

できれば少し笑ってみる。

そうした小さな行動が、不安を和らげるきっかけになることがあります。

これは特別な訓練ではありません。

むしろ、日常の中ですぐにできる、とてもシンプルな方法です。

私たちは日々忙しく過ごしていると、空を見上げることすら忘れてしまいがちです。

けれども、本当に苦しい時、不安な時こそ、ほんの少し立ち止まって、上を向くことが大切なのかもしれません。

リハビリというと、筋力や関節、歩行訓練など、どうしても体に目が向きがちです。

もちろんそれは大事です。

ですが、実際の生活を支えるためには、心の状態にも寄り添うことが欠かせません。

「歩けるようになること」と、

「安心して毎日を送れること」は、

似ているようで、少し違います。

だからこそ私は、体だけではなく、その方の生活、その方の不安、その方の気持ちも含めて支えていきたいと思っています。

今日の出会いを通して、改めてそんなことを感じた一日でした。

不安な時こそ、少し空を見上げる。

その小さな習慣が、心を整える第一歩になるかもしれません。

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