blog
心が沈むと、体も動かなくなる パーキンソン病のご利用者様から学んだこと
こんにちは。
エンゲルハントの竹下です。
今日は、パーキンソン病のご利用者様との歩行訓練を通して、心の状態が体の動きにどれほど大きく影響するかを改めて感じたお話をしたいと思います。
いつもより歩けない日がありました
その方は、前かがみ姿勢が強い方ではありますが、普段は施設内のお部屋まわりをぐるっと一周できることもあります。
もちろん日によって波はありますが、調子の良い時にはしっかり歩ける方です。
ところが今日は、歩き始めた時からいつもと違いました。
表情が暗く、
視線は下を向き、
全体に沈んだ雰囲気がありました。
歩行器を使って施設内を歩いていただきましたが、
今日はいつものように一周することができず、
結果的に歩けた距離はいつもの4分の1ほどでした。
それでも歩けただけ素晴らしいことです。
ですが、明らかにいつもとは違う状態でした。
原因は「体」ではなく「心」でした
歩きながら、
「今日はどうされたんですか?」
とお聞きすると、
「昨日、息子さんと喧嘩した」
と話してくださいました。
その言葉を聞いて、やはりそうかと思いました。
人は、気持ちが沈むと体も沈みます。
これは誰にでもあることですが、特にパーキンソン病の方は、その影響が体に表れやすいと感じます。
いつもなら歩ける距離が歩けない。
足が前に出にくい。
姿勢がさらに下がる。
視線が落ちる。
全体の動きが小さくなる。
こうした変化は、筋力や関節だけの問題ではなく、心の状態が大きく関わっていることがあります。
心と体はつながっている
私たちはつい、
「歩けるかどうか」
「筋力があるかどうか」
「疲れているかどうか」
という肉体面に目を向けがちです。
もちろんそれも大切です。
ですが、実際の現場ではそれだけでは説明できないことがたくさんあります。
肉体的にはそこまで悪くなくても、
気持ちが落ち込んでいる日は、体がまったく動かないことがあります。
逆に、少し気分が明るいだけで、
表情が変わり、姿勢が変わり、足の出方まで変わることもあります。
心が変わると、体の使い方も変わる。
これは現場で何度も感じることです。
顔を上げるだけでも変わることがある
今日は、少しでも気持ちが晴れるように、
「少し天井を見てみましょうか」
とお声がけをしながら歩いていただきました。
大きなことではありません。
天井を見る。
少し顔を上げる。
それだけです。
でも、こうした小さな変化がとても大切だと思っています。
顔が下を向くと、気持ちも落ち込みやすくなります。
反対に、ほんの少し顔が上がるだけでも、
呼吸が変わり、視界が変わり、気分が少し変わることがあります。
そしてその小さな変化が、
歩く力につながることもあります。
小さな積み重ねが、その人の一歩を支える
リハビリや訪問施術というと、
特別な技術や大きな変化が必要だと思われることもあります。
ですが実際には、
こうした小さな気づき、
小さな声かけ、
小さな変化の積み重ねが、
ご利用者様の一歩を支えているのだと感じます。
私はこれからも、
筋肉や関節だけを見るのではなく、
その方の表情、気持ち、言葉、心の状態にも目を向けながら関わっていきたいと思います。
まとめ
パーキンソン病の方に限らず、
人の体は心の影響を大きく受けます。
心が沈めば、体も動きにくくなる。
でも、少し顔が上がるだけで、気分が変わることもある。
気分が変われば、また一歩踏み出せることもある。
そんなことを、今日のご利用者様から改めて学ばせていただきました。
これからもエンゲルハントは、
心と体の両方に寄り添いながら、
その人らしい一歩を支えるお手伝いをしていきたいと思います。
エンゲルハントの竹下です。
今日は、パーキンソン病のご利用者様との歩行訓練を通して、心の状態が体の動きにどれほど大きく影響するかを改めて感じたお話をしたいと思います。
いつもより歩けない日がありました
その方は、前かがみ姿勢が強い方ではありますが、普段は施設内のお部屋まわりをぐるっと一周できることもあります。
もちろん日によって波はありますが、調子の良い時にはしっかり歩ける方です。
ところが今日は、歩き始めた時からいつもと違いました。
表情が暗く、
視線は下を向き、
全体に沈んだ雰囲気がありました。
歩行器を使って施設内を歩いていただきましたが、
今日はいつものように一周することができず、
結果的に歩けた距離はいつもの4分の1ほどでした。
それでも歩けただけ素晴らしいことです。
ですが、明らかにいつもとは違う状態でした。
原因は「体」ではなく「心」でした
歩きながら、
「今日はどうされたんですか?」
とお聞きすると、
「昨日、息子さんと喧嘩した」
と話してくださいました。
その言葉を聞いて、やはりそうかと思いました。
人は、気持ちが沈むと体も沈みます。
これは誰にでもあることですが、特にパーキンソン病の方は、その影響が体に表れやすいと感じます。
いつもなら歩ける距離が歩けない。
足が前に出にくい。
姿勢がさらに下がる。
視線が落ちる。
全体の動きが小さくなる。
こうした変化は、筋力や関節だけの問題ではなく、心の状態が大きく関わっていることがあります。
心と体はつながっている
私たちはつい、
「歩けるかどうか」
「筋力があるかどうか」
「疲れているかどうか」
という肉体面に目を向けがちです。
もちろんそれも大切です。
ですが、実際の現場ではそれだけでは説明できないことがたくさんあります。
肉体的にはそこまで悪くなくても、
気持ちが落ち込んでいる日は、体がまったく動かないことがあります。
逆に、少し気分が明るいだけで、
表情が変わり、姿勢が変わり、足の出方まで変わることもあります。
心が変わると、体の使い方も変わる。
これは現場で何度も感じることです。
顔を上げるだけでも変わることがある
今日は、少しでも気持ちが晴れるように、
「少し天井を見てみましょうか」
とお声がけをしながら歩いていただきました。
大きなことではありません。
天井を見る。
少し顔を上げる。
それだけです。
でも、こうした小さな変化がとても大切だと思っています。
顔が下を向くと、気持ちも落ち込みやすくなります。
反対に、ほんの少し顔が上がるだけでも、
呼吸が変わり、視界が変わり、気分が少し変わることがあります。
そしてその小さな変化が、
歩く力につながることもあります。
小さな積み重ねが、その人の一歩を支える
リハビリや訪問施術というと、
特別な技術や大きな変化が必要だと思われることもあります。
ですが実際には、
こうした小さな気づき、
小さな声かけ、
小さな変化の積み重ねが、
ご利用者様の一歩を支えているのだと感じます。
私はこれからも、
筋肉や関節だけを見るのではなく、
その方の表情、気持ち、言葉、心の状態にも目を向けながら関わっていきたいと思います。
まとめ
パーキンソン病の方に限らず、
人の体は心の影響を大きく受けます。
心が沈めば、体も動きにくくなる。
でも、少し顔が上がるだけで、気分が変わることもある。
気分が変われば、また一歩踏み出せることもある。
そんなことを、今日のご利用者様から改めて学ばせていただきました。
これからもエンゲルハントは、
心と体の両方に寄り添いながら、
その人らしい一歩を支えるお手伝いをしていきたいと思います。