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腰痛が続く方に大切なのは、「動かないこと」ではなく「痛みが出にくい動き方」を見つけること

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、3年前に尻もちをついて圧迫骨折をされて以来、長く腰痛に悩まれているご利用者様の施術に伺いました。

この方は現在、週3回の透析を受けながら在宅で生活されています。

身体への負担は決して軽くなく、腰の痛みも3年間続いている状態です。

施術中は痛みがなくても、立ち上がる時に痛みが出ることがある

今回の施術では、施術中に強い痛みの訴えはありませんでした。

起き上がるところまでも比較的スムーズでした。

しかし、その後、四つ這いになって立ち上がる時に、腰に痛みが出てしまいました。

この場面を見ていて改めて感じたのは、

「立ち上がる瞬間の身体の使い方」が、腰痛に大きく関わっている

ということです。

特に、タンスの引き出しなどにつかまりながら立とうとすると、途中で動きが止まりやすくなります。

動きが止まると、そこに力みが入り、腰に負担が集中しやすくなります。

腰痛のある方ほど、「止まる」「力む」が痛みにつながりやすい

腰痛が続いている方は、痛みが怖いために無意識に慎重になります。

これは自然なことですが、その慎重さが逆に、

  • 動きを止める

  • 一点に力を入れる

  • 体全体ではなく一部分で頑張る


という使い方につながることがあります。

すると、立ち上がりのような動作の中で、腰だけが頑張る形になり、痛みが出やすくなってしまいます。

つまり大切なのは、

「頑張って立つこと」ではなく、

「痛みが出にくい形で立つこと」

です。

来月は4つの立ち上がりパターンを試していきます

この方は来月、週1回で4回施術に入る予定です。

そこで次回からは、立ち上がる時の手足の使い方を4パターンに分けて試していこうと考えています。

具体的には、

  1. 左足・左手

  2. 左足・右手

  3. 右足・右手

  4. 右足・左手


この4つです。

一見すると小さな違いに思えるかもしれません。

ですが実際には、どの手足を先に使うか、どこに重心を乗せるかによって、身体の負担のかかり方は大きく変わります。

そのため、この4パターンの中に、

その方にとって痛みが出にくい動き方が1つはあるはず

だと考えています。

痛みをゼロにする前に、「痛みが少ない動き方」を見つける

慢性的な腰痛の方に対しては、

いきなり「痛みをゼロにする」ことだけを目標にすると、かえって難しくなることがあります。

それよりもまずは、

  • どの動きで痛みが出やすいか

  • どの動きなら少し楽か

  • どうすれば力まずに動けるか


を丁寧に見つけていくことが大切です。

身体は、無理に変えようとすると固くなります。

でも、少し楽な動き方が見つかると、そこから自然に変わっていくことがあります。

一歩一歩でも、身体が楽になる方向へ

訪問の現場では、劇的な変化よりも、

昨日より少し楽だった

前回より少し痛みが少なかった

という小さな変化がとても大切です。

今回も、痛みが出てしまったこと自体は残念でしたが、

その中で「次に試すべき方向」が見えてきました。

これからもエンゲルハントでは、

ご利用者様お一人おひとりの身体に合わせて、

少しでも楽に動ける方法、少しでも生活しやすくなる方法を、一緒に探していきたいと思います。

痛みがあるからあきらめるのではなく、

痛みが出にくい身体の使い方を見つけていく。

その積み重ねが、日々の生活を支える力になると私は考えています。

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