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腰痛がぶり返した時に大切なのは、「休みすぎないこと」

こんにちは。

エンゲルハントの竹下です。

今日は、腰痛がぶり返してしまったご利用者様の様子を通して、改めて大切だと感じたことを書いてみたいと思います。

以前、腰の痛みが落ち着いていた方が、再び腰痛を訴えるようになりました。

状態を見ていると、普段の生活の中でほとんど身体を動かしておらず、トイレ以外はあまり移動していないようでした。

止まっている時は比較的楽でも、動いた時に腰に痛みが走る。

そうなると、ご本人としては当然、動くのが億劫になります。

しかし、ここに腰痛の大きな落とし穴があります。

動かないことで筋力や支える力が落ち、

さらに動作のたびに腰へ負担が集中し、

結果としてもっと痛みが出やすくなる。

つまり、

痛いから動かない



動かないから弱る



弱るからもっと痛い

という悪循環に入ってしまうのです。

腰痛の方に必要なのは、「完全な安静」ではない

こうした方に対して、私が大切だと思っているのは、

「無理に動かすこと」ではありません。

一番大事なのは、

腰に負担をかけすぎない形で、身体の動きを止めないこと

です。

腰痛がある方は、どうしても腰そのものに意識が向きがちですが、実際には、

  • 起き上がり方

  • 立ち上がり方

  • 方向転換の仕方

  • 体重の乗せ方

  • 補助具の使い方

  • 生活の中での移動量


こういったことが大きく関係しています。

「たくさん動く」より「少しを何回も」

このようなケースでは、いきなり長く歩く必要はありません。

むしろ大切なのは、

短い距離でも、少しずつ、回数を分けて動くこと

です。

たとえば、

  • ベッドから椅子まで

  • 椅子から部屋の入口まで

  • トイレ以外の場所にも少し行ってみる


このように、生活の中で意味のある移動を少しずつ増やしていく方が、現実的で続きやすいと感じます。

杖や歩行器も「楽をするため」ではなく「動けるようにするため」

また、腰の痛みが強く、体重が乗ると痛みが出る方の場合は、杖や歩行器などの補助具を使うことも有効です。

補助具は、「弱ったから使うもの」というより、

腰への負担を減らしながら、動ける時間と距離を守るための手段

だと私は考えています。

無理をして補助具なしで頑張るよりも、

その方に合った支えを入れた方が、結果として生活を維持しやすくなります。

このまま動かないと、車椅子生活に近づくこともある

今回のご利用者様も、このまま「痛いから動かない」が続くと、

移動量がどんどん減り、やがて歩けなくなってしまう可能性があります。

だからこそ、今必要なのは、

ただ腰を休ませることではなく、

腰に無理をかけずに動ける方法を見つけること

だと思っています。

エンゲルハントが大切にしていること

エンゲルハントでは、

痛みだけを見るのではなく、

  • どうすれば生活の中で動けるか

  • どうすれば腰に負担を集めずに済むか

  • どうすれば歩く力を失わずにいられるか


という視点を大切にしています。

歩くことは、単なる移動ではありません。

歩けることで、トイレに行ける。

食卓に行ける。

外に出られる。

人に会える。

人生そのものが動き出します。

腰痛がある時こそ、

「休むこと」と「動くこと」のバランスが大切です。

これからも現場の中で、

ご利用者様が少しでも自分の足で生活を続けられるよう、支えていきたいと思います。

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