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施術拒否の背景にある体の緊張 〜足置き台が与える影響について〜

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、あるご利用者様のご様子を通して感じた、体の緊張と環境設定の関係についてお伝えしたいと思います。

今回、初めて施術を拒否される場面がありました。

もちろん、その背景には気分や精神的な負担、日々の生活の疲れなど、さまざまな要因があると思います。

特に施設をご利用されている方の中には、

朝早くから夕方まで、長時間同じ場所で過ごされる方も多く、

それ自体が大きなストレスになることも少なくありません。

そのうえで、今日あらためて気になったのが、足置き台の存在でした。

足を上げると楽になる。でも、それが続くとどうなるか

足を台の上に置くと、瞬間的には楽に感じやすいです。

むくみがある方や、下肢のだるさがある方にとっては、なおさらそのように感じるかもしれません。

しかし、問題はその姿勢を長時間続けることです。

足を置いたままの状態が続くと、

股関節まわりや腰、そして体幹にまで持続的な緊張が入りやすくなります。

一見「楽な姿勢」に見えても、実際には体が固定され、自由に動けない状態になっていることがあるのです。

とくに、もともと筋緊張が高い方や、姿勢保持が不安定な方では、

この小さな環境設定の差が、不快感・疲労感・気分不良につながることもあります。

「楽」と「体に良い」は必ずしも同じではない

介護の現場では、目の前の負担を減らすために、足台やクッションなどを使うことがあります。

もちろん、それ自体は悪いことではありません。

ただし、

その場で楽に見えることと、

体にとって本当に良いことは、必ずしも同じではないと感じています。

たとえば、自分で少し足を組み替えたり、位置を変えられる方のほうが、

かえって同じ緊張が続かず、体が固まりにくいことがあります。

大切なのは、

「固定して楽をつくること」ではなく、

体が固まらないように変化をつくることではないかと思います。

足置き台は“使い方”が大切

私は、足を上げることそのものを否定しているわけではありません。

短時間であれば、足を上げることで楽になる方もいらっしゃいます。

ただ、

ずっと上げ続けることには注意が必要です。

そのため、

  • 1時間おきに足置きを外してみる

  • 足の位置を少し変える

  • 必要に応じてフットレストの使い方を見直す

  • ご本人が自分で姿勢を変えられる余地を残す


こうした工夫がとても大切だと感じています。

小さなことが、体には大きい

現場では見過ごされやすい小さなことでも、

ご利用者様の体にとってはとても大きな影響を与えることがあります。

施術拒否も、単に「気分の問題」だけではなく、

その前段階にある持続的な体の緊張や不快感が関係していることもあるかもしれません。

だからこそ、私は、

施術そのものだけでなく、

その方が普段どんな姿勢で、どんな環境の中で過ごしているかを丁寧に見ていくことが大事だと思っています。

これからも、現場で感じた小さな違和感を大切にしながら、

ご利用者様の体にとって本当に良いことを考え、発信していきたいと思います。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント

竹下

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