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歩くためには「回る力」と「横に動く力」も必要です
こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今回は、右麻痺の方のリハビリで取り組んでいる
**「回転」と「横移動」**についてお話しします。
歩行訓練というと、どうしても
「前に歩くこと」
に意識が向きやすいと思います。
もちろん、前に進む力はとても大切です。
しかし、実際の生活では、ただまっすぐ歩くだけではありません。
方向を変える。
振り向く。
トイレや椅子の前で向きを変える。
ベッドの横に移動する。
狭い場所で体の向きを調整する。
こうした動きには、
回る力や横に動く力が必要になります。
今月のテーマは「回転」
現在、右麻痺の方のリハビリでは、
今月のテーマとして「回転」を意識しています。
右回り、左回り。
小さな円、中くらいの円、大きな円。
同じ円運動でも、円の大きさが変わるだけで、体の使い方は変わります。
小さな円では、細かい足の調整が必要になります。
大きな円では、体全体を使った方向転換が必要になります。
教室や室内で行う場合は、スペースの関係で小さな円になりやすいですが、
その中でも、その方の状態に合わせて、少しずつ変化をつけていくことが大切だと感じています。
回り方にも種類がある
回る動きにも、いくつかのパターンがあります。
一つは、車のカーブのように、バックせずにそのままスーッと回る動きです。
私はこれを、イメージとして「西洋式」のように捉えています。
もう一つは、「回れ右」のように、
一度足を引いてから、向きを変えて出す動きです。
こちらは、イメージとして「日本式」のような動きです。
どちらが正しいということではありません。
生活の場面によって、必要な動きは違います。
狭い場所では、一度引いてから向きを変える方が安全な場合もあります。
広い場所では、カーブのように自然に回る方がスムーズな場合もあります。
だからこそ、リハビリでは一つの動きだけではなく、
いくつかのパターンを練習しておくことが大事だと考えています。
横移動の練習も大切
もう一つ、今後さらに取り入れていきたいのが、横移動の練習です。
横移動というと、横に歩く動作をイメージされるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
しかし、今回はさらに細かく、
静止した状態での横移動も意識しています。
例えば、
右足を出す。
左足を出す。
左足を戻す。
右足を戻す。
このような一見小さな動きでも、
体の軸を保つ必要があります。
また、軸を止めたまま足を動かすのか。
軸そのものを移動させながら足を動かすのか。
この違いによって、体の使い方は大きく変わります。
支え方を変えると、体の反応も変わる
横移動や回転の練習では、支え方も大切です。
手すりを使う。
壁を使う。
杖を使う。
同じ動きでも、安心感も体の緊張も変わります。
特に麻痺のある方の場合、
静止した状態で足を動かすことは、かえって緊張しやすい場合があります。
動いている時はできることでも、
止まった状態で行うと難しくなることがあります。
だからこそ、無理に行うのではなく、
その方の状態を見ながら、
小さく、丁寧に、段階を分けて行うことが大切です。
小さな動きの積み重ねが、生活の自由につながる
リハビリというと、大きな変化や目に見える成果に意識が向きがちです。
しかし、実際には、
小さな動きの積み重ねがとても大切です。
足を一歩引けること。
向きを少し変えられること。
横に一歩動けること。
軸を保ちながら足を出せること。
こうした小さな動きが、
トイレ動作、椅子への移乗、ベッドまわりの移動、外出時の安全につながっていきます。
歩くためには、前に進む力だけではなく、
回る力、横に動く力、止まる力、戻る力も必要です。
今月も、基礎に立ち返りながら、
ご利用者様の生活に役立つ動きを一つひとつ丁寧に作っていきたいと思います。
小さな工夫が、生活の大きな安心につながる。
そのことを大切にしながら、これからもリハビリに取り組んでまいります。
訪問リハビリマッサージ
エンゲルハント
竹下 晃
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今回は、右麻痺の方のリハビリで取り組んでいる
**「回転」と「横移動」**についてお話しします。
歩行訓練というと、どうしても
「前に歩くこと」
に意識が向きやすいと思います。
もちろん、前に進む力はとても大切です。
しかし、実際の生活では、ただまっすぐ歩くだけではありません。
方向を変える。
振り向く。
トイレや椅子の前で向きを変える。
ベッドの横に移動する。
狭い場所で体の向きを調整する。
こうした動きには、
回る力や横に動く力が必要になります。
今月のテーマは「回転」
現在、右麻痺の方のリハビリでは、
今月のテーマとして「回転」を意識しています。
右回り、左回り。
小さな円、中くらいの円、大きな円。
同じ円運動でも、円の大きさが変わるだけで、体の使い方は変わります。
小さな円では、細かい足の調整が必要になります。
大きな円では、体全体を使った方向転換が必要になります。
教室や室内で行う場合は、スペースの関係で小さな円になりやすいですが、
その中でも、その方の状態に合わせて、少しずつ変化をつけていくことが大切だと感じています。
回り方にも種類がある
回る動きにも、いくつかのパターンがあります。
一つは、車のカーブのように、バックせずにそのままスーッと回る動きです。
私はこれを、イメージとして「西洋式」のように捉えています。
もう一つは、「回れ右」のように、
一度足を引いてから、向きを変えて出す動きです。
こちらは、イメージとして「日本式」のような動きです。
どちらが正しいということではありません。
生活の場面によって、必要な動きは違います。
狭い場所では、一度引いてから向きを変える方が安全な場合もあります。
広い場所では、カーブのように自然に回る方がスムーズな場合もあります。
だからこそ、リハビリでは一つの動きだけではなく、
いくつかのパターンを練習しておくことが大事だと考えています。
横移動の練習も大切
もう一つ、今後さらに取り入れていきたいのが、横移動の練習です。
横移動というと、横に歩く動作をイメージされるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
しかし、今回はさらに細かく、
静止した状態での横移動も意識しています。
例えば、
右足を出す。
左足を出す。
左足を戻す。
右足を戻す。
このような一見小さな動きでも、
体の軸を保つ必要があります。
また、軸を止めたまま足を動かすのか。
軸そのものを移動させながら足を動かすのか。
この違いによって、体の使い方は大きく変わります。
支え方を変えると、体の反応も変わる
横移動や回転の練習では、支え方も大切です。
手すりを使う。
壁を使う。
杖を使う。
同じ動きでも、安心感も体の緊張も変わります。
特に麻痺のある方の場合、
静止した状態で足を動かすことは、かえって緊張しやすい場合があります。
動いている時はできることでも、
止まった状態で行うと難しくなることがあります。
だからこそ、無理に行うのではなく、
その方の状態を見ながら、
小さく、丁寧に、段階を分けて行うことが大切です。
小さな動きの積み重ねが、生活の自由につながる
リハビリというと、大きな変化や目に見える成果に意識が向きがちです。
しかし、実際には、
小さな動きの積み重ねがとても大切です。
足を一歩引けること。
向きを少し変えられること。
横に一歩動けること。
軸を保ちながら足を出せること。
こうした小さな動きが、
トイレ動作、椅子への移乗、ベッドまわりの移動、外出時の安全につながっていきます。
歩くためには、前に進む力だけではなく、
回る力、横に動く力、止まる力、戻る力も必要です。
今月も、基礎に立ち返りながら、
ご利用者様の生活に役立つ動きを一つひとつ丁寧に作っていきたいと思います。
小さな工夫が、生活の大きな安心につながる。
そのことを大切にしながら、これからもリハビリに取り組んでまいります。
訪問リハビリマッサージ
エンゲルハント
竹下 晃