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歩行の調子が良くなった背景にあった「栄養」の大切さ

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、腰痛のあるご利用者様の歩行訓練を通して、改めて「身体はすべてつながっている」と感じる出来事がありました。

最近、奥様から

「このところ調子がいいんです」

というお話を伺っていました。

実際に今日、施設内で歩行訓練を行うと、以前よりも歩くスピードが早く、2周ほど歩いても動きが安定していました。予定していた時間が余るほどで、私自身も「明らかに状態が良くなっているな」と感じました。

調子の良さの背景にあったもの

その後、施設のナースさんとお話しする機会がありました。

「最近、調子が良いように感じるのですが、何か理由はありますか?」

そうお聞きすると、もともとは低栄養の状態が続いていたというお話を伺いました。

つまり、歩行の不安定さや体調の波には、腰の痛みや筋力だけではなく、栄養状態も関係していた可能性があるということです。

これは、とても大切な視点だと思いました。

歩けない。

動きが悪い。

疲れやすい。

元気が出ない。

こうした状態を見ると、つい筋力や関節、痛みだけに目が向きがちです。

もちろん、それらも大切です。

しかし、人の身体はそれだけではありません。

食事が取れているか。

栄養が入っているか。

睡眠は取れているか。

気持ちは落ち着いているか。

生活環境は整っているか。

こうした要素が重なり合って、身体の状態は作られているのだと改めて感じました。

身体はひとつにつながっている

私は以前から、操体法の考え方にも学びをいただいてきました。

その中に、呼吸・食事・運動・心・環境はつながっているという考え方があります。

どれか一つが崩れると、他の部分にも影響が出る。

逆に、どれか一つが整うと、他の部分にも良い影響が広がっていく。

今回のご利用者様も、まさにそのように感じました。

栄養が入ることで、体力が戻る。

体力が戻ることで、歩く力が出る。

歩けることで、気持ちも前向きになる。

気持ちが前向きになることで、また動こうという意欲が出る。

このように、身体の変化はひとつの要素だけで起きるのではなく、いくつもの要素が連動して起きているのだと思います。

リハビリは「歩く練習」だけではない

訪問リハビリマッサージでは、歩行訓練や関節運動、筋肉へのアプローチを行います。

しかし、私が大切にしているのは、ただ歩く練習をすることだけではありません。

その方が、なぜ今この状態なのか。

何が整えば、もっと動きやすくなるのか。

どこに回復のきっかけがあるのか。

そこを見ることが大切だと考えています。

歩行改善には、足だけを見るのではなく、身体全体、生活全体を見る視点が必要です。

食事。

睡眠。

運動。

心。

環境。

そして、ご家族や施設スタッフさんとの関わり。

これらが合わさって、ご利用者様の状態は変わっていきます。

チームで支えるから変化が生まれる

今回の気づきは、ナースさんとの会話から得たものでした。

ご利用者様の変化は、私一人の力で生まれるものではありません。

奥様の日々の気づき。

施設スタッフさんの関わり。

ナースさんの観察。

そして、ご本人の持っている力。

それらが合わさって、少しずつ良い方向に向かっていくのだと思います。

私は、その中で歩行や身体の動きを支える立場として、少しでもお力になれたらと思っています。

まとめ

今回のご利用者様を通して、改めて感じたことがあります。

人の身体は、部分ではなく全体で見ることが大切です。

腰が痛いから腰だけを見る。

歩けないから足だけを見る。

筋力が落ちたから筋トレだけをする。

それだけでは見えないことがあります。

食事が取れているか。

栄養が足りているか。

気持ちは安定しているか。

生活の中に安心感があるか。

そこまで含めて見ていくことで、本当の意味でのリハビリにつながるのだと思います。

これからも、ご利用者様の小さな変化を見逃さず、関わる皆様から学びながら、歩く力、生きる力につながる支援を続けていきたいと思います。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント

歩行改善コンサルタント

竹下 晃

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