blog
月に一度、調子のいい日がある。人の体には“波”があるのかもしれません
こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今日は、長年ご利用者様を見させていただく中で、ずっと気になっていたことについて書きたいと思います。
それは、麻痺のある方や、体の動きに不自由がある方に、月に一度くらい、ものすごく調子のいい日があるということです。
もちろん、すべての方に同じように起こるとは言えません。
ただ、現場で長く関わっていると、
「今日は歩き出しがいい」
「今日は足が軽そう」
「今日は表情が明るい」
「今日はいつもより体が動いている」
そう感じる日があります。
しかも、それが一回だけではなく、何度も見ていると、どうも人の体にはその人なりの“波”があるのではないかと感じるのです。
人の体には、その人なりのリズムがある
人間の体は、毎日まったく同じではありません。
よく眠れた日もあれば、眠りが浅かった日もあります。
食欲がある日もあれば、あまり食べられない日もあります。
気分が前向きな日もあれば、なんとなく元気が出ない日もあります。
天気、気温、湿度、睡眠、食事、薬、気持ち、環境。
いろいろな要素が重なって、その日の体調は決まっていきます。
特にご高齢の方や、病気・障害をお持ちの方は、その変化が体の動きに出やすいように感じます。
同じ方でも、ある日は立つことが大変そうに見え、別の日には驚くほどスムーズに歩けることがあります。
それを単なる偶然と見るのではなく、
「この方の体の波が、今日はいい方向に来ているのかもしれない」
と考えることも大切だと思っています。
“満ちる日”を見逃さない
今日、ふと思ったことがあります。
月に満月と新月があるように、人の体にも“満ちる日”と“落ち着く日”があるのかもしれない、ということです。
もちろん、実際に月の影響かどうかはわかりません。
ただ、表現としてはとても近い気がしました。
体の力が自然と満ちてくる日。
気持ちが前を向きやすい日。
足が出やすい日。
表情が明るくなる日。
そういう日は、その方にとっての“満月の日”のようなものかもしれません。
そして、その日を見逃さないことが、私たちの仕事ではとても大切だと思っています。
調子の悪い日も、その人の一部
一方で、調子の悪い日もあります。
歩きにくい日。
立ち上がりが不安定な日。
気持ちが乗らない日。
体に力が入りにくい日。
そういう日があると、ご本人もご家族も不安になることがあります。
「もう歩けなくなってしまったのではないか」
「前より悪くなったのではないか」
「もう無理なのではないか」
そんな気持ちになることもあると思います。
でも、体には波があります。
調子の悪い日だけを見て、その方の可能性を決めつけてはいけない。
反対に、調子のいい日だけを見て、無理をさせすぎてもいけない。
大切なのは、その日の状態をよく観察しながら、無理なく、その方に合った関わりをすることです。
点と点が線になる瞬間
私は、現場での仕事は「観察の積み重ね」だと思っています。
一回の施術だけではわからないことがあります。
でも、何度も関わらせていただく中で、
「あの時の動きは、こういう意味だったのかもしれない」
「あの日の調子の良さは、この方のリズムだったのかもしれない」
「あの変化は偶然ではなく、体の波の一部だったのかもしれない」
そんなふうに、点と点がつながって線になる瞬間があります。
今日、私の中で長年気になっていたことが、少しだけ線になったような気がしました。
ご利用者様の“いい日”を希望につなげる
訪問リハビリマッサージでは、毎回同じことをするのではなく、その日の体調や表情、動き方を見ながら関わることが大切です。
今日は立つ練習ができる日なのか。
今日は歩行練習までできる日なのか。
今日は無理をせず、体を整える日なのか。
今日は少しだけ挑戦してみる日なのか。
その判断の積み重ねが、ご利用者様の安全と希望につながっていきます。
月に一度の調子のいい日。
その日をただの偶然で終わらせず、
「今日は、この方の力が出やすい日かもしれない」
「この一歩を大切にしよう」
「この感覚をご本人の自信につなげよう」
そう考えることで、リハビリの意味も変わってくると思います。
最後に
人の体は、本当に不思議です。
そして、現場はいつも学びの連続です。
理屈として知っていることでも、実際のご利用者様との関わりの中で、ふっと腹に落ちる瞬間があります。
その瞬間に、また一つ、仕事の意味が深まる気がします。
これからも、ご利用者様の小さな変化を見逃さず、
調子のいい日も悪い日も含めて、その方の人生に寄り添っていきたいと思います。
そして、点と点をつなぎながら、
ご利用者様が少しでも安心して、自分の足で人生を歩んでいけるように、これからもお手伝いしていきます。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
竹下晃
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今日は、長年ご利用者様を見させていただく中で、ずっと気になっていたことについて書きたいと思います。
それは、麻痺のある方や、体の動きに不自由がある方に、月に一度くらい、ものすごく調子のいい日があるということです。
もちろん、すべての方に同じように起こるとは言えません。
ただ、現場で長く関わっていると、
「今日は歩き出しがいい」
「今日は足が軽そう」
「今日は表情が明るい」
「今日はいつもより体が動いている」
そう感じる日があります。
しかも、それが一回だけではなく、何度も見ていると、どうも人の体にはその人なりの“波”があるのではないかと感じるのです。
人の体には、その人なりのリズムがある
人間の体は、毎日まったく同じではありません。
よく眠れた日もあれば、眠りが浅かった日もあります。
食欲がある日もあれば、あまり食べられない日もあります。
気分が前向きな日もあれば、なんとなく元気が出ない日もあります。
天気、気温、湿度、睡眠、食事、薬、気持ち、環境。
いろいろな要素が重なって、その日の体調は決まっていきます。
特にご高齢の方や、病気・障害をお持ちの方は、その変化が体の動きに出やすいように感じます。
同じ方でも、ある日は立つことが大変そうに見え、別の日には驚くほどスムーズに歩けることがあります。
それを単なる偶然と見るのではなく、
「この方の体の波が、今日はいい方向に来ているのかもしれない」
と考えることも大切だと思っています。
“満ちる日”を見逃さない
今日、ふと思ったことがあります。
月に満月と新月があるように、人の体にも“満ちる日”と“落ち着く日”があるのかもしれない、ということです。
もちろん、実際に月の影響かどうかはわかりません。
ただ、表現としてはとても近い気がしました。
体の力が自然と満ちてくる日。
気持ちが前を向きやすい日。
足が出やすい日。
表情が明るくなる日。
そういう日は、その方にとっての“満月の日”のようなものかもしれません。
そして、その日を見逃さないことが、私たちの仕事ではとても大切だと思っています。
調子の悪い日も、その人の一部
一方で、調子の悪い日もあります。
歩きにくい日。
立ち上がりが不安定な日。
気持ちが乗らない日。
体に力が入りにくい日。
そういう日があると、ご本人もご家族も不安になることがあります。
「もう歩けなくなってしまったのではないか」
「前より悪くなったのではないか」
「もう無理なのではないか」
そんな気持ちになることもあると思います。
でも、体には波があります。
調子の悪い日だけを見て、その方の可能性を決めつけてはいけない。
反対に、調子のいい日だけを見て、無理をさせすぎてもいけない。
大切なのは、その日の状態をよく観察しながら、無理なく、その方に合った関わりをすることです。
点と点が線になる瞬間
私は、現場での仕事は「観察の積み重ね」だと思っています。
一回の施術だけではわからないことがあります。
でも、何度も関わらせていただく中で、
「あの時の動きは、こういう意味だったのかもしれない」
「あの日の調子の良さは、この方のリズムだったのかもしれない」
「あの変化は偶然ではなく、体の波の一部だったのかもしれない」
そんなふうに、点と点がつながって線になる瞬間があります。
今日、私の中で長年気になっていたことが、少しだけ線になったような気がしました。
ご利用者様の“いい日”を希望につなげる
訪問リハビリマッサージでは、毎回同じことをするのではなく、その日の体調や表情、動き方を見ながら関わることが大切です。
今日は立つ練習ができる日なのか。
今日は歩行練習までできる日なのか。
今日は無理をせず、体を整える日なのか。
今日は少しだけ挑戦してみる日なのか。
その判断の積み重ねが、ご利用者様の安全と希望につながっていきます。
月に一度の調子のいい日。
その日をただの偶然で終わらせず、
「今日は、この方の力が出やすい日かもしれない」
「この一歩を大切にしよう」
「この感覚をご本人の自信につなげよう」
そう考えることで、リハビリの意味も変わってくると思います。
最後に
人の体は、本当に不思議です。
そして、現場はいつも学びの連続です。
理屈として知っていることでも、実際のご利用者様との関わりの中で、ふっと腹に落ちる瞬間があります。
その瞬間に、また一つ、仕事の意味が深まる気がします。
これからも、ご利用者様の小さな変化を見逃さず、
調子のいい日も悪い日も含めて、その方の人生に寄り添っていきたいと思います。
そして、点と点をつなぎながら、
ご利用者様が少しでも安心して、自分の足で人生を歩んでいけるように、これからもお手伝いしていきます。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
竹下晃