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寝たきりから、手ぶらで歩く一歩へ 〜ご本人の努力がつくった、希望の歩行〜

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、施設で関わらせていただいているご利用者様の歩行練習の中で、とても嬉しい出来事がありました。

その方は、最近シルバーカーを使って歩行練習をされている方です。

以前は、寝たきりに近い状態で、ベッドで天井を見て過ごされていました。
そこから少しずつ、起きる、座る、立つ、歩くという段階を積み重ねてこられました。

そして今日、初めて何も持たずに、手ぶらで歩いていただきました。

実際に歩いてみると、思っていた以上にしっかり歩くことができました。

もちろん、完全に安定しているわけではありません。
背中は少し丸くなり、目線も下がりやすい状態です。
廊下を一周すると疲れも出て、「先生、休んでいい?」と椅子で休まれました。

それでも、私はその姿を見て、本当に素晴らしいと感じました。

施設生活でADLを維持する難しさ

施設に入居されている方の多くは、どうしても日常生活動作、いわゆるADLが低下しやすい傾向があります。

筋力、体力、歩く機会、外に出る機会。
こうしたものが少しずつ減っていくことで、以前できていたことが難しくなることもあります。

その中で、今回のご利用者様は本当に貴重な存在です。

「家に帰りたい」
「もう一度歩きたい」

そうした思いを持ちながら、ご本人なりに努力を続けてこられました。

理学療法士の先生の関わりもあり、食堂までシルバーカーで歩くなど、日常の中でも歩く機会を重ねてこられたようです。

その積み重ねが、今日の“手ぶらで歩く一歩”につながりました。

歩行改善は、本人の思いと積み重ねから生まれる

歩行改善は、一回の施術だけで急に変わるものではありません。

もちろん、施術によって身体が動きやすくなることはあります。
しかし、本当に大切なのは、その変化を日々の生活の中で積み重ねていくことです。

今回のご利用者様も、約1年ほどかけて少しずつ変化してきました。

寝たきりに近い状態から、座る。
座るところから、立つ。
立つところから、シルバーカーで歩く。
そして今日、何も持たずに歩く。

この一歩一歩の積み重ねが、ご本人の可能性を広げていきます。

歩けたことは、人生が前に進んだということ

今日の歩行練習で感じたことは、歩くということは単なる移動手段ではないということです。

歩けるようになることで、見える景色が変わります。
気持ちが変わります。
「自分にもまだできるかもしれない」という希望が生まれます。

廊下を一周して疲れたとしても、それは挑戦した証です。

「休みたい」と言えることも大切です。
無理をすることがリハビリではありません。
挑戦して、疲れたら休む。
そしてまた、できる範囲で一歩を出す。

その繰り返しが、その方の人生を少しずつ前に進めていきます。

私自身も、挑戦を続けていきたい

今日は、私自身も営業に行けなかったという反省がありました。

でも、このご利用者様の挑戦する姿を見て、私もまた挑戦していきたいと思いました。

ご利用者様が、寝たきりに近い状態から、約1年かけて手ぶらで歩くところまで進まれた。

その姿は、私にとっても大きな励みです。

人は、何歳からでも、どんな状態からでも、変わる可能性があります。

大切なのは、諦めずに、小さな一歩を積み重ねること。

エンゲルハントは、これからも
「もう一度、自分の足で歩きたい」
という思いに寄り添いながら、ご利用者様の希望の一歩を支えていきます。

まとめ

寝たきりに近い状態から、手ぶらで歩く一歩へ。

今日の出来事は、ご本人の努力と、日々の積み重ねと、周囲の支援が重なって生まれた大切な変化でした。

歩行改善は、単に足を動かすことではありません。

その人の気持ちを動かし、生活を動かし、人生をもう一度前に進めること。

今日も現場で、その希望を見せていただきました。

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