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外歩きで感じた「距離」よりも大切なもの

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は施設のご利用者様と、屋外で歩行訓練を行いました。

天気は曇りで、外を歩くには比較的ちょうど良い日でした。
ご利用者様にとっても、室内だけでなく外の空気を感じながら歩くことは、とても大切な時間です。

ただ、今日の歩行訓練で私自身が強く感じたことがあります。

それは、歩行の大変さは、単純に距離や坂道だけでは決まらないということです。

施設の目の前を歩く場合、多少坂があっても、心理的にはそこまで大きな負担を感じません。
なぜなら、すぐ近くに施設が見えていて、何かあってもすぐ戻れるという安心感があるからです。

ところが、少し裏道に入り、施設が見えない場所を歩くと、道そのものは平坦でも、こちら側の精神的な負担が大きくなります。

「途中で歩けなくなったらどうしよう」
「戻ってこられなかったらどうしよう」
「もしもの時は、どうやって帰ろうか」

そんな不安が、介助する側にも自然と出てきます。

これは、利用者様にとっても同じかもしれません。

歩行訓練では、筋力やバランス、歩幅、姿勢などを見ることが多いです。
もちろん、それらはとても大切です。

しかし、実際の外歩きでは、身体の問題だけでなく、安心して歩けるかどうかが大きく関わってきます。

目の前に戻れる場所がある。
休める場所がある。
支えてくれる人がいる。
何かあっても大丈夫と思える。

この安心感があることで、人は一歩を出しやすくなります。

逆に、道が平坦であっても、戻れるイメージが持てなかったり、不安が強くなったりすると、身体以上に心が疲れてしまいます。

今日の歩行訓練は、ご利用者様の歩行状態を見る時間であると同時に、私自身が「外を歩く」ということの意味をあらためて考える時間にもなりました。

歩くということは、ただ足を前に出すことではありません。

その先に安心があること。
戻ってこられる場所があること。
そして、歩いた先に少しでも気持ちが動くこと。

それが外歩きには必要なのだと思います。

これからも、ご利用者様が少しでも外に出る時間を増やし、無理なく歩ける距離を伸ばしていけるように、身体だけでなく心の安心も大切にしながら支援していきたいと思います。

人生、もう一度、自分の足で歩こう。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
歩行改善コンサルタント
竹下晃

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