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力を使わない方が、体は楽に動く

こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

週末に出かけた時、ご飯をお盆で運ぶ場面がありました。

その時、2つのお盆を運んだのですが、持ち方に違いがありました。

ひとつは、手のひらに乗せて、脇を締めるようにして運びました。
もうひとつは、お盆の端を指でガシッとつかんで運びました。

すると、体の疲れ方がまったく違いました。

指で頑張ると疲れる

お盆の端を指で強くつかんで運んだ方は、かなり疲れました。

「落とさないように」と思って、指先に力を入れれば入れるほど、手や腕に負担がかかります。
力を入れているつもりでも、実際には体全体が緊張してしまい、動きも固くなります。

これは、日常生活の中でもよくあることです。

物を持つ時、立ち上がる時、歩く時、手すりを握る時。
必要以上に力を入れてしまうと、体はどんどん疲れてしまいます。

手のひらで支えると楽になる

反対に、手のひらにお盆を乗せて、脇を締めて運んだ方は、ほとんど疲れませんでした。

指先で頑張るのではなく、手のひらで支える。
体から離さず、近いところで持つ。
脇を締めて、体全体で支える。

それだけで、同じお盆を運んでいても、体への負担が大きく変わりました。

久しぶりに、自分の体で「力を使わない方が楽に動ける」ということを実感しました。

これは歩行や介助にも通じる

この気づきは、お盆の持ち方だけの話ではありません。

ご利用者様の立ち上がり、歩行、車椅子からの移乗、手すりの使い方にも同じことが言えます。

力いっぱい頑張って動こうとすると、体は緊張します。
緊張すると、動きは固くなります。
動きが固くなると、さらに疲れやすくなります。

反対に、余計な力を抜き、体の構造に合った使い方ができると、少ない力でも動きやすくなります。

「頑張って動く」よりも、
「楽に動ける形を見つける」。

ここがとても大切だと感じています。

日常の気づきを施術に活かす

私は、こうした日常の中での体験を、訪問リハビリマッサージの現場に活かしたいと思っています。

ご利用者様に対して、ただ「力を入れてください」「頑張ってください」と伝えるのではなく、
どうすれば少ない力で動けるのか。
どうすれば体に負担をかけずに立てるのか。
どうすれば安心して歩けるのか。

その方の体の状態を見ながら、一緒に探していくことが大切です。

私にとって、それがこの仕事の醍醐味であり、真骨頂でもあります。

これからも、日々の小さな気づきを大切にしながら、
ご利用者様が少しでも楽に、安心して動けるようにお手伝いしていきます。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
竹下

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