ブログ
BLOG

HOME > ブログ > ご逝去と入院のご連絡を受けて、今できることを考える

blog

ご逝去と入院のご連絡を受けて、今できることを考える

訪問リハビリマッサージの仕事をしていると、日々さまざまなご連絡をいただきます。

昨日は、ご利用者様がご逝去されたというご連絡と、別のご利用者様が入院されたというご連絡をいただきました。

この仕事をしている以上、避けて通ることのできない現実があります。

高齢の方、病気を抱えている方、歩行が不安定な方、寝たきりに近い状態の方。
そうした方々と関わらせていただく中で、身体の状態は日々変化していきます。

昨日までできていたことが、今日は難しくなることもあります。
少し元気がないなと思っていたら、急に体調を崩されることもあります。
転倒、入院、体力低下、食欲低下、そしてお別れ。

そうした出来事に直面するたびに、改めて考えます。

今、自分に何ができるのか。
そうならないために、日々の訪問の中で何を見て、何を伝え、何を支えるべきなのか。

もちろん、すべてを防ぐことはできません。

病気の進行や命の流れには、私たちの力だけではどうにもならないことがあります。
だからこそ、できることを一つひとつ丁寧に積み重ねることが大切だと感じています。

小さな変化に気づくこと

訪問の現場では、大きな変化よりも、小さな変化に気づくことが大切です。

表情がいつもと違う。
声に力がない。
立ち上がりが少し重い。
歩く時の足の出方がいつもと違う。
食事量が落ちている。
むくみが強くなっている。
呼吸が少し苦しそうに見える。

こうした小さなサインは、体調変化の始まりであることがあります。

訪問リハビリマッサージでは、身体をほぐすだけではなく、その方の状態を継続的に見させていただくことが大切です。

毎週、毎回お身体に触れ、動きを見て、表情を見て、会話をする。
その中で、少しでも異変に気づき、ご家族様やケアマネさん、施設スタッフの方へ共有する。

それも私たちの大切な役割だと思っています。

寝たきりや入院を防ぐためにできること

高齢になると、少し動かない期間があるだけで、筋力や体力は落ちやすくなります。

歩く機会が減る。
立つ機会が減る。
ベッドで過ごす時間が長くなる。
食欲が落ちる。
転倒が怖くなり、さらに動かなくなる。

こうした流れが重なると、生活全体が一気に小さくなってしまいます。

だからこそ、当院では「歩く力」「立つ力」「座る力」「移乗する力」を大切にしています。

無理に歩かせるのではありません。
その方の状態に合わせて、安全にできる動きを一つひとつ確認しながら、生活の中で必要な動作を支えていきます。

ベッドから起きる。
椅子に座る。
立ち上がる。
車椅子へ移る。
トイレへ行く。
廊下を歩く。
外へ出る。

こうした一つひとつの動作が、その方の生活を守る大切な力になります。

一回一回の訪問を大切にする

ご逝去や入院のご連絡をいただくたびに、改めて思います。

一回一回の訪問は、当たり前ではないということ。

今日お会いできること。
今日お身体に触れられること。
今日少しでも笑顔が見られること。
今日少しでも立てる、歩ける、動けること。

その一つひとつが、とても大切な時間です。

訪問リハビリマッサージは、単に施術をする仕事ではありません。

その方の人生の大切な時間に関わらせていただく仕事です。
ご本人様の不安に寄り添い、ご家族様の心配を受け止め、ケアマネさんや施設スタッフの方と連携しながら、その方の生活を支えていく仕事です。

だからこそ、これからも日々の小さな変化を見逃さず、今できることを丁寧に積み重ねていきたいと思います。

「もう一度、自分の足で歩きたい」
「少しでも安全に生活したい」
「寝たきりになりたくない」

その想いに寄り添いながら、エンゲルハントは今日も希望の一歩を届けていきます。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
竹下 晃

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME > ブログ > ご逝去と入院のご連絡を受けて、今できることを考える

© 2025 訪問・マッサージ エンゲルハント