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手の力を抜くと、身体は少し楽になる|円背・猫背の方への施術で感じたこと

こんにちは。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、円背・猫背のある方の施術をさせていただきました。

その方は普段、車椅子に座りながら、ペットボトルの蓋に書かれた数字と、紙に書かれた数字を合わせる作業をよくされています。

認知面では記憶が残りにくいところもありますが、日々の中で、その方なりの過ごし方をされています。

今日は施術の中で、「手の力」「指の力」についてお話ししました。

手に力が入ると、身体も緊張しやすい

たとえば、コップを持つ時です。

コップは、落とさない程度の最小限の力でも持つことができます。

一方で、ギュッと強く握って持つこともできます。

どちらでもコップは持てます。

ただ、強く握れば握るほど、手や指は疲れやすくなります。

そして手だけではなく、腕、肩、首、背中にも余計な緊張が入りやすくなります。

つまり、手の小さな力みが、身体全体の重さや疲れにつながることがあります。

「握ること」は安心にもつながる

ただし、力を抜けばすべて良いというわけではありません。

ベッドで横向きになった時に、手すりを握る方は多くいらっしゃいます。

手すりを握ると、たしかに腕や肩には力が入りやすくなります。

身体の緊張も少し上がります。

でも、その一方で「安心感」が得られます。

人は不安な時、どこかに触れたくなります。

何かを握っていると、身体が支えられているように感じます。

そのため、無意識に手すりを握ることは、とても自然な反応だと思います。

大切なのは「使い分け」

大切なのは、力を入れることが悪いということではありません。

今は安心するために握った方がいいのか。

それとも、身体を楽にするために少し力を抜いた方がいいのか。

その使い分けが大切です。

安心を優先したい場面では、手すりを握ることも必要です。

しかし、常に強く握り続けてしまうと、身体の緊張が抜けにくくなります。

その結果、姿勢が硬くなったり、動き出しが重くなったりすることがあります。

小さな力みが、身体全体に影響する

手や指の力は、とても小さなことに見えるかもしれません。

しかし、実際の施術では、この小さな力みが身体全体に影響していることをよく感じます。

コップを持つ。

手すりを握る。

肘を張る。

脇が開く。

こうした日常の何気ない動作の中に、身体が楽になるヒントがあります。

必要以上に力を入れると、身体は重くなります。

必要な分だけの力で動けると、身体は楽になります。

緊張を生む身体か、緊張を少なくする身体か

施術で大切にしているのは、ただ筋肉をほぐすことだけではありません。

その方が日常の中で、少しでも楽に身体を使えるようになることです。

緊張を生む身体の使い方をするのか。

緊張を少なくする身体の使い方をするのか。

その違いは、ほんの小さな動作の中にあります。

手の力を少し抜く。

指で強く握りすぎない。

脇を開きすぎない。

身体が安心できる場所を作る。

こうした小さな積み重ねが、姿勢や動きやすさにつながっていきます。

今日の施術でも、あらためて「小さな気づき」の大切さを感じました。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントでは、痛みや歩行だけでなく、日常の身体の使い方にも目を向けながら、その方に合った施術を行っています。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
竹下 晃

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