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膝の痛みと腰の痛み。動作を分けて見ることの大切さ

こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今回は、施設に入所されているご利用者様の施術で感じたことを書かせていただきます。

その方は、腰の痛みと膝の痛みがあります。
歩けないわけではありませんが、施設生活の中では安全面のこともあり、なかなか自由に歩く機会が少なくなっています。

この日、車椅子からベッドへ移る時に「膝が痛い」と訴えがありました。
また、座った状態からベッドに寝る時には「腰が痛い」とのことでした。

さらに、普段向いている側への横向きは比較的スムーズでしたが、反対側へ横向きになる時には腰の痛みが出ました。

このような時に大切なのは、痛みを一つにまとめて考えないことです。

膝の痛みは、立ち上がりや移乗の時に出る。
腰の痛みは、寝る時や寝返りの時に出る。

つまり、痛みが出る動作が違います。

膝が痛い場合、膝そのものの問題だけでなく、足の位置、立ち上がる時の前傾、股関節の使い方、体重のかけ方が関係していることがあります。

一方で、寝返りや横向きで腰が痛む場合は、腰だけがねじれていたり、骨盤がうまく動いていなかったり、体の片側に強い緊張が入っていることがあります。

今回のご利用者様も、腰まわりにかなり強い緊張がある印象でした。

そこで、いきなり大きく寝返りをするのではなく、まずは小さな動きから始めます。

仰向けで膝を軽く立て、左右に少しだけ倒す。
骨盤が動く感覚を出す。
膝、骨盤、肩がバラバラに動かないように、体全体で横向きになる練習をする。

このように、寝返りを細かく分解して練習していきます。

最終的な目標は、起き上がらなくてもベッド上で楽に寝返りができることです。

寝返りができると、腰への負担が減るだけでなく、夜間の不快感の軽減、床ずれ予防、介助量の軽減にもつながります。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハントでは、痛みのある場所だけを見るのではなく、「どの動作で痛みが出るのか」を大切にしています。

立ち上がる。
移る。
寝る。
寝返る。
座る。
歩く。

日常生活の中の一つひとつの動作が、少しでも楽になるように。

これからも、その方の生活に寄り添いながら、希望の一歩につながる施術を続けていきます。

訪問リハビリマッサージ エンゲルハント
人生、もう一度、自分の足で歩こう。

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