ブログ
BLOG

HOME > ブログ > 苦しさの中にある「生きている実感」

blog

苦しさの中にある「生きている実感」

こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。

今日は、在宅で施術をさせていただいているご利用者様との関わりの中で感じたことをお話しします。

その方は43歳の男性で、円背があり、下肢のむくみも強く見られます。日中はデイサービスで座って過ごされる時間が長く、どうしても背中が丸くなり、身体を大きく動かす機会が少なくなりがちです。

施術では、身体の状態を見ながら、歩行器を使った歩行練習や、車椅子を押しながら歩く練習を行っています。

歩くといっても、決して簡単ではありません。
実際に歩いている時には息切れもあり、身体への負担もあります。

ただ、その姿を見ていると、単に「苦しい」だけではないように感じることがあります。

「歩きたい」という気持ちが身体を動かす

その方の中には、きっと「歩きたい」という強い思いがあるのだと思います。

身体が重い。
息が切れる。
足が思うように動かない。

それでも、一歩前に出ようとする。

その姿には、ただの運動や訓練では言い表せないものがあります。

人は、何もしないでいる方が楽かもしれません。
座っているだけの方が安全に見えることもあります。

もちろん、休むことは大切です。
無理をしないことも大切です。

しかし一方で、人は少し苦しい挑戦の中で、
「自分は今、生きている」
と感じる瞬間があるのではないかと思います。

リハビリは「苦しいことをさせる」ものではない

ここで大切なのは、リハビリは決して苦しいことを無理にさせるものではない、ということです。

その日の体調、呼吸の状態、疲労感、表情、足の出方、姿勢の崩れ方。
そうしたものを確認しながら、安全な範囲で行うことが前提です。

ただし、何でも「楽な方」だけを選んでしまうと、その方の中に残っている力や意欲まで眠ってしまうことがあります。

エンゲルハントが大切にしているのは、無理をさせることではなく、
その方の中にある「まだ動きたい」「まだ歩きたい」という気持ちを見逃さないことです。

生きている実感を取り戻すリハビリ

歩行練習は、単に足を動かすだけの時間ではありません。

自分の体重を感じる。
床を踏む。
前に進む。
息が上がる。
それでも一歩出る。

その一つひとつが、その人にとっての「生きている実感」につながることがあります。

リハビリの目的は、筋力をつけることだけではありません。
痛みを軽くすることだけでもありません。

その人が、その人らしく生きるために、身体と心の両方に働きかけていくこと。

それが、訪問リハビリマッサージの大きな役割だと感じています。

私自身も挑戦し続けたい

ご利用者様が苦しさの中でも一歩を出そうとする姿を見るたびに、私自身も考えさせられます。

楽をすることだけが幸せではない。
苦しい中にも、喜びや達成感、生きている実感がある。

私も自分の人生の中で、楽な方に逃げるだけではなく、挑戦する気持ちを持ち続けたいと思います。

エンゲルハントはこれからも、ただ身体をほぐすだけではなく、
「もう一度、自分の足で歩きたい」
という思いに寄り添いながら、希望の一歩を支えていきます。

人生、もう一度、自分の足で歩こう。

訪問リハビリマッサージ
エンゲルハント

SHAREシェアする

ブログ一覧

HOME > ブログ > 苦しさの中にある「生きている実感」

© 2025 訪問・マッサージ エンゲルハント