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声を出すことで、体の力は変わる 96歳のご利用者様との施術で学んだこと
こんにちは。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今日は、96歳のご利用者様の膝痛・腰痛に対する施術に伺いました。
施術そのものは大きな変化があったわけではありませんが、今日は「能動的に動くこと」と「受け身で動くこと」の違いについて、あらためて大切な気づきがありました。
リハビリや運動は、もちろん施術者がサポートすることも大切です。
しかし最終的には、ご本人様の力をどう引き出すかがとても重要になります。
その中で今日、特に印象に残ったのが「声を出すこと」でした。
足のキック運動をしていただく時に、声を出さずに蹴っていただく場合と、「1!」と声を出しながら蹴っていただく場合を比べてみました。
すると、足に入る力が明らかに違いました。
私が足を支えながら確認していても、力の伝わり方が全然違うのです。
ご本人様も、その違いに驚かれていました。
以前の私は、声を出すことについて、
「体の力が8割、声の力が2割で、合わせて100%になる」
というように考えていました。
しかし、実際の現場で確認してみると、声を出すことで100%に近づくだけではなく、時には120%くらいの力が出ているように感じる場面もあります。
人は立ち上がる時に、自然と「よいしょ」と声を出すことがあります。
あれは単なる口ぐせではなく、体に力を入れるための大切なスイッチなのかもしれません。
声を出すことで、体の動きが変わる。
声を出すことで、気持ちも前向きになる。
声を出すことで、「自分で動く」という意識が入りやすくなる。
これは、リハビリや日常動作の中でとても大切なことだと感じました。
一方で、今日は自分自身の反省もありました。
ご利用者様が、
「先生が声を出してくれると頑張れる」
とお話しされた時に、私はすぐに
「いや、ご自身で声を出した方がもっといいですよ」
と伝えてしまいました。
もちろん、伝えたい内容としては間違っていなかったかもしれません。
ただ、まずはご利用者様の気持ちを受け止めることが大切だったと思います。
「そうですよね。声をかけてもらうと頑張れますよね」
と一度寄り添う。
その上で、
「では今度は、ご自身でも声を出してみましょう。もっと力が入りやすくなるかもしれません」
とお伝えすれば、より自然に伝わったのではないかと思います。
正しいことを伝えることも大切です。
でも、その前に相手の気持ちを受け止めること。
これも施術の大切な一部だと、あらためて感じました。
訪問の現場では、毎回大きな変化が起きるわけではありません。
しかし、今日のような小さな気づきの積み重ねが、ご利用者様の生活動作の改善につながっていくのだと思います。
声を出す。
自分で動く。
力が入りやすい感覚をつかむ。
そして、その方の気持ちに寄り添いながら進めていく。
これからも一つひとつの現場を大切にしながら、ご利用者様のお役に立てる施術を続けていきたいと思います。
訪問リハビリマッサージ エンゲルハントの竹下です。
今日は、96歳のご利用者様の膝痛・腰痛に対する施術に伺いました。
施術そのものは大きな変化があったわけではありませんが、今日は「能動的に動くこと」と「受け身で動くこと」の違いについて、あらためて大切な気づきがありました。
リハビリや運動は、もちろん施術者がサポートすることも大切です。
しかし最終的には、ご本人様の力をどう引き出すかがとても重要になります。
その中で今日、特に印象に残ったのが「声を出すこと」でした。
足のキック運動をしていただく時に、声を出さずに蹴っていただく場合と、「1!」と声を出しながら蹴っていただく場合を比べてみました。
すると、足に入る力が明らかに違いました。
私が足を支えながら確認していても、力の伝わり方が全然違うのです。
ご本人様も、その違いに驚かれていました。
以前の私は、声を出すことについて、
「体の力が8割、声の力が2割で、合わせて100%になる」
というように考えていました。
しかし、実際の現場で確認してみると、声を出すことで100%に近づくだけではなく、時には120%くらいの力が出ているように感じる場面もあります。
人は立ち上がる時に、自然と「よいしょ」と声を出すことがあります。
あれは単なる口ぐせではなく、体に力を入れるための大切なスイッチなのかもしれません。
声を出すことで、体の動きが変わる。
声を出すことで、気持ちも前向きになる。
声を出すことで、「自分で動く」という意識が入りやすくなる。
これは、リハビリや日常動作の中でとても大切なことだと感じました。
一方で、今日は自分自身の反省もありました。
ご利用者様が、
「先生が声を出してくれると頑張れる」
とお話しされた時に、私はすぐに
「いや、ご自身で声を出した方がもっといいですよ」
と伝えてしまいました。
もちろん、伝えたい内容としては間違っていなかったかもしれません。
ただ、まずはご利用者様の気持ちを受け止めることが大切だったと思います。
「そうですよね。声をかけてもらうと頑張れますよね」
と一度寄り添う。
その上で、
「では今度は、ご自身でも声を出してみましょう。もっと力が入りやすくなるかもしれません」
とお伝えすれば、より自然に伝わったのではないかと思います。
正しいことを伝えることも大切です。
でも、その前に相手の気持ちを受け止めること。
これも施術の大切な一部だと、あらためて感じました。
訪問の現場では、毎回大きな変化が起きるわけではありません。
しかし、今日のような小さな気づきの積み重ねが、ご利用者様の生活動作の改善につながっていくのだと思います。
声を出す。
自分で動く。
力が入りやすい感覚をつかむ。
そして、その方の気持ちに寄り添いながら進めていく。
これからも一つひとつの現場を大切にしながら、ご利用者様のお役に立てる施術を続けていきたいと思います。